コンセプト Concept

<四ツ井キモノデザイン研究所のこだわり>

~なぜ工房ではなく研究所なのか?~

四ツ井キモノデザイン研究所主宰の四ツ井健は、分業制が主な友禅業界で、生地選びから、色あせしにくい染料サンプルを集めて実験、データをとって選定、デザイン、彩色、地染め、蒸しまでほぼすべての工程を自ら手掛ける稀有な友禅作家。友禅に欠かせない防染糊も、もち米粉にこだわり自ら製作、難技法で、手掛ける作家が少ない蒔糊技法を取り入れた特徴あるデザインで、身に着ける方が美しく幸せな気持ちになっていただけるような作品作りに励んでいる。屋号を工房ではなく研究所としたのは、常により良いものをと、白生地、材料からデザイン、制作まで探求し続ける覚悟の表れである。

「着物はファッションである」がデザインのコンセプト。江戸時代に考案された友禅染の技術。友禅染が出現するまでは女性の着物の柄には、主に刺繍が用いられていたが、刺繍はとても手間がかかる事と、豪華に描くほど重くなるという2点で裕福な家以外は手が届かないものであった。そこで出現した友禅染は軽やかさと作業工程が短時間であることにより安価で出来上がり、さらに華やかで自由な表現ができることで飛躍的に世の中の女性を魅了した。四ツ井キモノデザインの友禅染は友禅染が出現した当時のように女性がまとうことで、気持ちが華やぎ、幸せな気分になっていただくよう願いを込めて制作されている。